スナップオン・ツールズの歴史は1920年代のアメリカまで遡ることができます。
当時工具といえばハンドルとソケットが一体となっていました。例えば10種類のサイズのネジを回す場合には、10本のレンチが必要となり、さらにT字型、L字型と分けていくと、合計何十本ものレンチが必要でした。
T型フォードの量産型車が生まれ、自動車産業が目覚ましく発達したアメリカ……。それだけ整備の需要が急増した時代。
スナップオン・ツールズの歴史は1920年代のアメリカまで遡ることができます。
当時工具といえばハンドルとソケットが一体となっていました。例えば10種類のサイズのネジを回す場合には、10本のレンチが必要となり、さらにT字型、L字型と分けていくと、合計何十本ものレンチが必要でした。
T型フォードの量産型車が生まれ、自動車産業が目覚ましく発達したアメリカ……。それだけ整備の需要が急増した時代。
グラインダー製造会社に勤務する一人の青年が「少ないツールで多くの作業を」という発想から、従来の非経済的なレンチのソケットとハンドルを分離するという画期的なアイデアを生み出しました。これが、世界最大のハンドツールメーカー「スナップオン」の礎となるインターチェンジャブルソケットレンチのはじまりです。
このアイデアは当時の勤務先の上司には受け入れられませんでしたが、独立し、製造販売することによってやがて世間に絶賛されるようになりました。
この青年の名はジョセフ・ジョンソン。スナップオンの創業者である彼の、既成概念を崩し新しい価値を創造する精神は85年以上経った今でも受け継がれています。
スナップオンの歴史はたった一つのアイデアからはじまったのです。
ハンドル分離型ソケットレンチが創業者ジョセフ・ジョンソンにより考案される。5種類のハンドルと10種類のソケットで50種類の組み合わせを可能にしたセットを発売。
キャッチフレーズはずばり、「5 do the Work of 50!」 (5本で50の仕事をする)。これをパートナーのウィリアム・セイドマンとともにサンプル片手に営業に回ったところ、瞬く間に500セットの注文を受ける。
現在でもスナップオンの特徴的な販売体系であるウォークスルータイプのバンによる販売を開始。
従来の営業マンが独立ディーラーへと移行、現在のFC加盟店形態の基礎となる。
カナダ・トロントに工場を開設。
「スナップオン・デ・メキシコ」を開設。
工具箱専用工場をアイオワ州アルゴナに開設。
「スナップオン・イギリス」の開設。
従来の点接触でネジやナットを回していたのに対して、面接触を可能にした形状「フランクドライブ・レンチシステム」を米軍の依頼により開発。その技術はボックスソケットやレンチ等に活用され特許を取得、多くのユーザーの高い評価を得る。
イリノイ州オタワに大規模な物流センターを開設。全米の支店および海外拠点に対する出荷体制の充実を図る。
マサチューセッツ州ナティックにスナップオン初のエアー・ツール専用工場を開設。その後「THE POWER PEOPLE」のキャッチフレーズでエアー・ツールの人気が上昇。
〒136-0082 東京都江東区新木場2丁目1番6号
[会社案内]